レオン(1996年)

映画

ジャンル:ミラーリング系ドラマ
監督:リュック・ベッソン
主演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン

見どころ

バイオレンス・ラブロマンスの最高峰として、おそらく永遠に語り継がれるであろう映画史に残る1本。
とりあえず授業とか無視して、大学生は見ておくべき映画です。

登場人物みんなキャラ立ち過ぎ。
誰も彼もがはまり役。
特に、ナタリー・ポートマン演じる少女がエロカッコ良過ぎる。
今後の映画界では、13歳の女の子を使ってこんな映像を撮ること出来ないでしょう。

人は、好意を寄せる人物や憧れている人物のマネをします。
これをミラーリングと言います。
この映画では、いろいろなところで「マネ」が出てくるのです。
その始まりを象徴するかのように、途中で「ものまねゲーム」も登場します。

悪徳捜査官に弟を殺された少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)は、
その復讐のために殺し屋レオン(ジャン・レノ)に殺しのテクニックを学ぼうとします。
数奇な巡り合せから始まった2人の共同生活には、
いつしか父娘関係にも似た奇妙な恋愛感情が生まれてきます。

自分がレオンに恋心を持っていると自覚しているマチルダは、
殺しのプロとして尊敬もしているレオンの特徴を、
躊躇なく、そして意識的にコピーしていきます。
行動やファッション、仕草までレオンをマネていくことで、
自分を暗殺者として、そして彼のパートナーになろうと成長させていくのです。

一方、レオンはそれに抵抗していました。
ところが、あれだけ人を殺すことに慎重で冷静だった彼は、
マチルダを救うために麻薬取締局に乗り込んで大立ち回りを演じます。
この行動こそ、彼なりのマチルダのマネと言えるでしょう。

お互いがお互いのことをマネてゆくストーリーの結末は、
「マチルダが、大地に根を張ったレオンとして生きていく」
というものでした。

名言

ただの背伸びよ。初めてタバコを吸うのと同じ。

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