グラディエーター(2000年)

映画

ジャンル:古代ローマ歴史学系アクション、コロッセオの利用方法
監督:リドリー・スコット
主演:ラッセル・クロウ

見どころ

古代ローマにおける、コロッセオ(競技場)の役割が分かります。

ストーリーは実際の歴史に基づくものではありませんが、
コロッセオやそこで見世物となる剣闘士奴隷(グラディエーター)の様子を窺い知ることができます。

監督がリドリー・スコットということもあって、
映像に登場する衣装や小道具・大道具の質がとにかく高いです。
特に映画冒頭のローマ軍の戦闘シーンが圧巻です。
20年前の作品ですが、この映画以降、歴史もの映画・ドラマの映像の質が変わりました。

ストーリー展開は二の次で構いません。
この映画はストーリーとしての歴史考証に批判がありますが、
剣闘士を取り巻く制度や出来事、小道具・大道具については質の高いものとなっています。

例えば剣闘士は人気制度になっていたり、
人気があれば奴隷の身分を離れたり、
剣闘士は奴隷だけでなく志願者もいたり、
アイドル的存在の剣闘士は貴族の女性が買ったりしていました。
ライオンやトラといった動物と戦う見世物や、
意図的に勝敗(生死)が決る見世物を企画することもあったようです。

名言

今生でなければ来世で、復讐を遂げる。

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