ジャンル:精神障害系ドラマ,統合失調系サスペンス
監督:ダーレン・アロノフスキー
主演:ナタリー・ポートマン
見どころ
主演のナタリー・ポートマン、映像、音楽、効果音が絶妙に統合失調症患者の苦しみを表現しています。
ニナ(ナタリー・ポートマン)は、「パーフェクト」を目指したダンサーでした。
完璧主義のニナにとっては、「白鳥の女王」そのものになることが、
この精神障害状態を切り抜ける方法だったわけです。
統合失調症気味の人を前にしても、至って普通に見えるので気づきません。
周囲の人はそれを「こいつ最近ちょっとおかしくない?」として遠ざける程度でしょう。
部活のレギュラー争いが上手くいってないとか、ゼミで研究テーマにけちつけられて凹んでる。
しばらく時間をおいたら冷静になるだろう、と、そんな感じ。
大学生活や就職活動といった環境変化は、その人に自覚できないストレスを与えます。
以前まで「優等生」だった友達が、急に異様な拘りや癇癪を見せるようになったら、精神疾患を疑ってあげてください。
完璧主義の優等生ほど危険です。
名言
完璧よ。完璧だったわ。
コメント