ジャンル:児童福祉系ホラー
監督:クリスティアン・アルヴァルド
主演:レニー・ゼルウィガー
見どころ
ストーリーは、児童相談所に勤務するソーシャルワーカーのエミリー(レニー・ゼルウィガー)の視点で進みます。
ソーシャルワーカー業務の過酷さを理解できるホラー映画の佳作です。
私の知り合いに児童相談所に勤務している人がいますが、
毎日のように、問題を抱えた保護者から口汚く罵られるとのこと。
それでも誰かが対処しなければいけないので彼らは請け負います。
「警察は家庭のトラブルにかまってられるほど暇じゃない」
「それは児童相談所の仕事だ」
といったシーンが出てきます。
警察機関が出ていきにくい微妙なトラブルを、誰が対処するのか。
そんな視点を大学の授業でも扱っているはずです。
そんな過酷な日々を送る児童相談所職員ですが、
彼らに対する日本の世論は冷たく、
「役立たず」「無能」「こいつらが諸悪の根源」
などと言われる始末です。
こうした厳しい社会福祉の現実を、「ホラー」という形で見せてくれています。
名言
家庭の問題は外からは見えにくいから,手遅れになることが多いの
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