【大学に貢献できる】学生同士で学内アイドルをプロデュースしてみない?

その他

そんなバカな、と思うでしょ?
でも、最近の大学は経営難のところが多くて、学生募集とか広報に躍起なんです。

ためしに、君が通っている大学の各学科の学生数を調べてみてください。
もし定員割れ(入学生が定員に満たない)を起こしているような学部学科があるようでしたら、学生である君が想像している以上に、先生たちは危機感とストレスを抱えて仕事をしています。
定員割れをしていなくても、入試倍率が低いところは、その先生たちも気が気でないんですよ。

それこそ、
「うちの大学にもアイドルが入ってくれたら、宣伝になって良いのになぁ〜」
って思っているはずです。
そして、心の底では、
「誰かイケてる学生を引っ張り出してきて、その女の子(男の子)をアイドルとしてプロデュースしてやろうか」
などと考えながらも、実際のところ教育者がそんなことをするのは良くないと思っています。
教育機関としての自重ですね。

だったら学生が勝手にやればいい

ということになります。
もし君の周りにアイドル級の美人・イケメンがいるようであればチャンスです。
本人にその気があるなら(その気にすることができたら)、ご当地アイドルのごとく「学内アイドル」として人気が出るよう、何人かで集まって協力してプロデュースしてみましょう。

似たような先行事例として、「UNIDOL」があります。
アイドル以上にアイドル!? 現役女子大生らによる『UNIDOL』って何?(オリコンニュース)
UNIDOLオフィシャルサイト(UNIDOL)

でも、こういう「私がアイドル」「ガッツリ・アイドル」ではなく、ここで提案したいのは「大学のために活躍するアイドル」です。
そのほうが、アイドルを担当する人も、それをプロデュースする人も負担が小さいので、取り組むハードルも低くなります。
あと、他にもいろいろ良いことがあります。
その手順は以下のようなものです。

まずは学内でアイドルになる

アイドルになるのは簡単です。
それなりに可愛らしい女子、カッコいい男子を一人、またはチームにして、
「この人、本学のアイドルです」
って言えばOKです。
アイドルとは本人の努力や見た目ではなく、いかに周囲の人が盛りたてるかにかかります。

では、その周囲の盛りたてはどうするのか?

アイドルをサポートするチームをつくる

アイドルやモデル、芸能人になりたい学生は、通常、個人的に活動するのが一般的です。
きっかけは街でスカウトされたとか、オーディションを受けて事務所に所属して活動するのでしょう。
しかし、この「学内アイドル」たちは、将来、モデルや芸能人になろうという人たちではありません。
なので、在学中だけアイドルのつもりで活動すればいいんです。
もちろん、在学中だけのつもりで活動していたら、どこかでスカウトされて芸能界入りも考えられます。
でも、その時はアイドル学生の本人次第です。

そんな彼/彼女たちを、周囲が「アイドルらしい活動」サポートします。
さしあたって必要な人は、こんな人たちです。
(1)ファッション・メイクに興味がある学生
(2)ビデオ・映像の制作に興味がある学生
(3)写真・イラスト・画像処理に興味がある学生
(4)ネット広告やSNSに興味がある学生
(5)ダンスとその指導に興味がある学生
(6)歌とその指導に興味がある学生
(7)作詞作曲に興味がある学生
(8)記者や作家活動に興味がある学生
当然、複数のものを一人が兼ねてもいいでしょうし、予算が許すなら外注もOKです。
でも、せっかくの学生生活ですから、これを「サークル」の一環として皆で取り組むのも面白いんじゃないかと思います。

では次に、学内アイドル・チームはどのような活動をするのか?

歌・ダンスを基本とするも、所属している大学・学部学科らしさをアピール

アイドルなんですから、AKB48のように歌とダンスで魅力をアピールしましょう。
それをビデオに撮ってユーチューブにアップし、同じ大学の学生同士で盛り上がります。

最初は内輪の盛り上がり、学内の知り合い同士の話題で構いません。
「踊ってみた動画」や「歌ってみた動画」の延長で、「歌って踊ってみた」を皆で制作するのです。
こういうエフェクトをかけると面白い、
こんな衣装だと魅力的に映った、
あの部分はこういう歌い方にした方が良かったかなぁ
などと、練習がてら5〜6本作ります。

でも、それだけだと単に「美人(イケメン)で歌とダンスがうまい人」です。
そこで、通っている大学のキャンパスや関連施設を思い切り使います。
よくある定点カメラでの映像はなく、学内の複数の場所で「歌う姿」をカットしながら撮影し、それに歌声を重ねます。歌のプロモーションビデオでよく見られますよね。
「えっ、そんな所で歌う?」といったネタを入れるのもいいでしょう(実験室とかトイレとか)。
そうやって「大学・学部学科らしさ」を取り入れます。

魅力的で面白い「歌って踊ってみた」動画ができれば、そのうち学内で話題になってきます。
そしたら次の段階です。

 

あくまで学内にフォーカスしたアイドル活動を展開

チアリーディング部と一緒に踊ってみた。
野球部の試合を応援してみた。
映画研究部の撮る映画に出演してみた。
アイドルの追っかけをやっているオタクに「アイドル論」をインタビューしてみた。
などなど。
とにかく学内の活動をピックアップして紹介するネット記事やSNS、動画をアップします。
それを学内に広めて、みんなで面白がりましょう。 

そしたら次は最終段階です。

大学当局に売り込む

誰かノリの良い先生や職員さんを見つけて、
「私たちが勝手にやっていることです。でも、学内では結構人気なんですよ」
って言います。そして、
「大学の広報とかで使ってくれませんか?」
と、やんわりとアピールします。

その時点で、もう既に君たちにはアピールするための業績や活動歴があります。
それを見せればいいんです。
(だから、公的機関が嫌がりそうな過激なことはしないようにしましょうね)
たいていの大学なら、非公認ではあるけど、そのアイドルの力を借りてもいいんじゃないかと考えます。
この記事の冒頭にもお話したような事情があるからです。
話が進めば、大学広報とかパンフレット、学内行事の司会やマスコットとして使ってくれる可能性もあります。
上手く行けば、大学内で奨励賞とか特別賞をもらえるかもしれません。

下手なアルバイトをするよりも、よっぽど就職活動でのアピール材料になるでしょう。
「所属先へのロイヤリティの高さ」「節度あるアピール方法」「チームワークによる課題達成能力」
といったものは、日本企業において喜ばれる人材です。

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