授業は一番前の席で聞きましょう。
多くの学生は、教室に入ると「後方の席」や「中央部の席」から順に着席します。
これは学生に限らず、一般的な社会人でも同様です。
ですが、授業を担当する教員の目線からすると、後方に座る学生よりも、前方の席に座る学生を「良い学生」「熱心な学生」と捉える場合が多いのです。
実際、「前方の席に座る学生の方が成績が良い」ことを示す研究があります。
気になる学生は、以下の研究論文を読んでみてください。
教室における着席行動の研究(1)
ですから、教員は「前に座ろうとする学生は優秀」と考えやすくなっています。
そういう学生のことは記憶したくなるのが教員というものです。
私も授業の補佐などをしていても勝手に名前を覚えますし、担当教員と「前の方に座る学生」が雑談で出てくることがあるのです。
そういった学生であれば、レポートや期末テストで落第点をとったとしても、なんとか合格ラインにのせてあげたくなるのが人情です。
シビアに成績をつける教員には通用しないでしょうが、成績評価を「授業態度」も含めて考える教員は多いものです。
居眠りや私語に気をつけるようにして、一番前に着席することは大きなアドバンテージになります。
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