パッセンジャーズ(2008年)

映画

ジャンル:カウンセリング系ドラマ、スピリチュアル系ドラマ
監督:ロドリゴ・ガルシア
主演:アン・ハサウェイ

見どころ

上記のポスターが示しているように、アン・ハサウェイの個人的魅力で成り立っている映画です。
人によっては退屈で面白くない映画かもしれません。

「スピリチュアル」という言葉が普及してきましたが、
本来、これは怪しい言葉ではありません。
それを専門的に研究している学者もいます。

世界保健機関(WHO)は、かつて「健康」の定義を以下のように示しました。

【和訳】健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
【原文】Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 

https://www.japan-who.or.jp/commodity/kenko.html

しかし、その後にWHOは1998年に「健康の定義」を新しく提案しています。

【和訳】健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、スピリチュアル(霊的)にも、そして社会的にも、すべてが満たされた動的な状態にあることをいいます。
【原文】Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 

https://www.japan-who.or.jp/commodity/kenko.html

スピリチュアルというのは、人間を形作る上で非常に重要な要素として、
近年の学術界(哲学、生命科学など)でも注目されるようになりました。

士郎正宗原作の漫画、そして映画に、
「攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル」
がありますが、そこでも、
「人間を人間足らしめているものが『ゴースト(霊)』ではないか」
という問いかけがあります。

この映画は「スピリチュアル」な部分に焦点をあてたものと言えます。

人は、突然の大事故で自分の身に災いが訪れた時、それをどのように受け止めるのか。
今ここで私たちが感じていることとは異なる、「何か」の必要性を考える映画になります。

名言

誰かに言われることじゃない。自分で納得しなくては。

コメント

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